2012/05/31 (Thu)
市販の洋服に付いている洗濯方法の絵表示が全面変更される。経済産業省は、日本国内だけで使われている日本工業規格(JIS)表示を二〇一四年にも改正し、国際標準化機構(ISO)が定めた国際規格にそろえる方針。数年で順次切り替わっていく見通しだ。ただ四十年以上親しまれてきた表示の一変には混乱も懸念されている。
ISO規格は欧州などで普及している記号がベース。現行のJIS規格表示からの大きな変更点は、洗いの表示から「洗濯機」がなくなり、「たらい」に統一されること。手洗いは、たらいに手を浸した絵で表す。
乾燥方法の表示は「服」や「手絞り」の絵が廃止され、「四角」に一本化。新設される乾燥機使用の表示は「四角の中に丸」。自然乾燥は「四角の中に棒」となる。
一九九五年、日本は世界貿易機関(WTO)に加盟。その際批准した協定で、貿易の妨げとなる障壁を取り除くため国内規格を国際規格に合わせるよう求められてきた。
現在、経産省、消費者庁に加え、クリーニング、アパレル両業界、消費者団体などで構成する委員会でJIS規格改正原案を検討中。二〇一四年三月までに日本工業標準調査会への提出を目指している。
出典:東京新聞
ISO規格は欧州などで普及している記号がベース。現行のJIS規格表示からの大きな変更点は、洗いの表示から「洗濯機」がなくなり、「たらい」に統一されること。手洗いは、たらいに手を浸した絵で表す。
乾燥方法の表示は「服」や「手絞り」の絵が廃止され、「四角」に一本化。新設される乾燥機使用の表示は「四角の中に丸」。自然乾燥は「四角の中に棒」となる。
一九九五年、日本は世界貿易機関(WTO)に加盟。その際批准した協定で、貿易の妨げとなる障壁を取り除くため国内規格を国際規格に合わせるよう求められてきた。
現在、経産省、消費者庁に加え、クリーニング、アパレル両業界、消費者団体などで構成する委員会でJIS規格改正原案を検討中。二〇一四年三月までに日本工業標準調査会への提出を目指している。
出典:東京新聞
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