2012/05/31 (Thu)
独特の縞(しま)模様を持つ遠州特産の綿紬(つむぎ)の新作などを紹介する「ぬくもり市」(中日新聞東海本社後援)が六月二日、浜松市東区の浜松地域イノベーション推進機構半田山事務所で開かれる。綿紬と浴衣生地を縫い合わせたオープンシャツをはじめ、ユニバーサルデザインの帽子やバッグなど五百点を展示販売する。
八回目となる今回のテーマは「夏の男服」。オープンシャツは、県の夏季公用服デザインコンペで優勝した服飾作家、小山敬子さん(53)=浜北区=の新作。縦縞や格子状の綿紬と、色鮮やかな浴衣地を融合してアロハ風に仕上げたり、細く上質な糸で織った「ふじもめん」のシャツも並ぶ。「カジュアルな感じですが仕事着としても使える」と小山さん。柔らかな肌触りで、汗も吸収しやすく人気を呼びそうだ。
扇子デザイナーの小栗佑太さん(32)=南区本郷町=も綿紬の扇子を出品する。「生地がずれないように山形に織って張り合わせるのに苦労した。うちわは見かけるが、綿紬の扇子は珍しいはず」と話す。
市内三カ所の障害者福祉施設と共同開発したバッグ類に加え、スカートやワンピース、反物や端切れなども並ぶ。
ぬくもり市は繊維技術者やデザイナー、家具や文具業者ら二十五人でつくる遠州縞プロジェクトが年三回続けている。小杉思主世(しずよ)代表は「懐かしい遠州縞を使った幅広い作品を用意している」と来場を呼び掛けている。問い合わせは「ぬくもり工房」。
出典:中日新聞
八回目となる今回のテーマは「夏の男服」。オープンシャツは、県の夏季公用服デザインコンペで優勝した服飾作家、小山敬子さん(53)=浜北区=の新作。縦縞や格子状の綿紬と、色鮮やかな浴衣地を融合してアロハ風に仕上げたり、細く上質な糸で織った「ふじもめん」のシャツも並ぶ。「カジュアルな感じですが仕事着としても使える」と小山さん。柔らかな肌触りで、汗も吸収しやすく人気を呼びそうだ。
扇子デザイナーの小栗佑太さん(32)=南区本郷町=も綿紬の扇子を出品する。「生地がずれないように山形に織って張り合わせるのに苦労した。うちわは見かけるが、綿紬の扇子は珍しいはず」と話す。
市内三カ所の障害者福祉施設と共同開発したバッグ類に加え、スカートやワンピース、反物や端切れなども並ぶ。
ぬくもり市は繊維技術者やデザイナー、家具や文具業者ら二十五人でつくる遠州縞プロジェクトが年三回続けている。小杉思主世(しずよ)代表は「懐かしい遠州縞を使った幅広い作品を用意している」と来場を呼び掛けている。問い合わせは「ぬくもり工房」。
出典:中日新聞
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