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犬の皮膚の痒みは、ノミやダニなどの寄生虫感染、細菌や真菌(カビ)による感染症、花粉やハウスダストによるアレルギーなどが原因となって起こります。
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2012/05/31 (Thu)
若手デザイナーを中心に、日本の伝統的な染織技術や職人の技を服に取り入れる試みが広がっている。

職人とドレスの柄を開発したりニット工場を訪ねて昔の編み地を再現したり。この春行われた東京コレクションでも「温故知新」と呼べそうな服が目を引いた。

典型的なのが「アライサラ」。切り絵や水墨画のモチーフを、「濡れ描き」「手捺染」といった着物などを染める伝統技法で表現した。デザイナーの荒井沙羅さんは、「柄には職人のエネルギーが込められている。それを現代の服に応用することで流行に左右されない服ができる」と話す。

「ユマコシノ」は、ワンピース全体に水墨画をイメージしたプリントを施した。ただし、色遣いは、金色や赤、オレンジなど華やか。西洋から見た東洋の美を表現したという。

「エヴァーラスティング・スプラウト」は、老舗のニット工場と協働。東京のニットメーカーに保管してあった約30年前の編み地の柄からデザインを発想し、懐かしさを感じさせるニットのアンサンブルなどを提案した。「サポートサーフェス」も、群馬県桐生市にあるメーカーの協力を得てカーテンなどに使われるゴブラン織りの生地をコートやワンピースに仕立てた。立体感のある植物の柄が服の迫力を強調する。

2005年のブランド発足から日本の美意識を取り入れてきた「まとふ」は、京都の生地メーカーで見つけたシルク生地を使った。「くずまゆ」という糸にしにくい絹糸で織られ、綿の生地のような素朴な風合いが魅力。デザイナーの堀畑裕之さんは「伝統に裏打ちされた優れた技術に自分たちの感性を加えることで、斬新な創作ができる」と話す。

時間をかけて受け継がれたもの作りの技術をデザイナーが独自に解釈することで、東京発のファッションの個性が磨かれていく。

出典:読売新聞
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* ILLUSTRATION BY nyao *