2012/05/31 (Thu)
接客でつかめ“大分モード”―。大分市府内町の田北文化服装学院(田北昭二校長)は、学生が商品の制作から販売までを学ぶショップ「TC」を学院前に開いた。将来の業界を担う学生たちにファッションビジネスの現場を体験させるのが狙いだ。
同校は現在、8人の学生が洋服のデザインから縫製までを学んでいる。同学院は「実践の場でしか得られない知識や技術がある。卒業後、職場で即戦力となる学生を育てたい」と説明する。店舗は今年3月末にオープン。店名「TC」は「客への感謝(THANK CUSTOMER)」「田北のクリエーティブ(TAKITA CREATIVE)」という思いを込め、それぞれの頭文字から名付けた。
学院初の試みに東京で活躍する同市出身の新進デザイナー渡部宏さん(35)が賛同。「地元の若者を応援したい」と月2回帰省して講義や実習を行う。無機質な内装の店内には自身が手掛けるブランド「アシッドギャラリー」をはじめ、交流のあるデザイナーのシャツやパンツなどを並べた。今秋には学生たちが作った服も仲間入りする予定だ。
同学院の姫野照美主任は「店に立ち、自分が作った服はいくらで売れるのか、どんなデザインが求められているのかなどを知れば作る喜びも増す。服の地産地消を目指したい」。デザイン服飾科1年の柳井のぞみさん(27)は「前衛的な服を作り、早く店に並べたい。刺激になります」と張り切っていた。
出典:大分合同新聞
同校は現在、8人の学生が洋服のデザインから縫製までを学んでいる。同学院は「実践の場でしか得られない知識や技術がある。卒業後、職場で即戦力となる学生を育てたい」と説明する。店舗は今年3月末にオープン。店名「TC」は「客への感謝(THANK CUSTOMER)」「田北のクリエーティブ(TAKITA CREATIVE)」という思いを込め、それぞれの頭文字から名付けた。
学院初の試みに東京で活躍する同市出身の新進デザイナー渡部宏さん(35)が賛同。「地元の若者を応援したい」と月2回帰省して講義や実習を行う。無機質な内装の店内には自身が手掛けるブランド「アシッドギャラリー」をはじめ、交流のあるデザイナーのシャツやパンツなどを並べた。今秋には学生たちが作った服も仲間入りする予定だ。
同学院の姫野照美主任は「店に立ち、自分が作った服はいくらで売れるのか、どんなデザインが求められているのかなどを知れば作る喜びも増す。服の地産地消を目指したい」。デザイン服飾科1年の柳井のぞみさん(27)は「前衛的な服を作り、早く店に並べたい。刺激になります」と張り切っていた。
出典:大分合同新聞
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